英会話教材を選ぶときに気をつけるべき5つのポイント
英語に慣れることができる教材を選ぶ
英会話というのは、その名のとおり会話です。
会話というのは、話して聞きながら行うものです。それなのに、日本の英語教育は、読むと書くをメインに勉強します。
読むと書くだけをひたすら勉強しても、日常会話ができるようにはなりませんよね。
だから、日本人は何年も英語を勉強しているのに、まったく英会話ができないという人が多いのです。
なので、まずは英語での会話になれることができる教材を選ぶのは必須です。
どんなに間違った文法でも単語でもいいので、とにかく英語で話をすることが大切です。
話す、聞く、読む、書くという項目が、バランスよく組み込まれている教材でも構いませんが、声に出して会話ができるという点は、非常に重要だということを、まずは覚えておきましょう。
リスニングと語彙力を鍛えられる教材を選ぶ
英語での会話は、相手が言っていることが聞き取れて、自分が言いたいことを簡単にでもいいので伝えることができるようになれば、成立します。
相手が英語が苦手な人だと感じたら、ほとんどの外国人が、わかりやすい英語でゆっくりと話しをしてくれますので、聞く力と、伝える力、つまりは語彙力をまずは鍛えることに集中できる教材を選びます。
自然な会話の中でつかわれる言葉さえわかるようになっておけば、会話を怖がることはなくなります。
会話形式に学べる教材を選ぶ
日本の英語教育では、会話で英語を学ぶというプロセスがほとんどありませんが、実際に利用する英会話というのは会話です。
当然といえば当然のことなのですが、テキストの文章だけで英語を勉強していると、会話がまったくできない状態になってしまいます。
日常の会話でよくつかうフレーズや、ネイティブの方が使っている言葉の言い回し方などを自然に学習できる教材を選ぶようにしましょう。
それに、ただただテキストの文章を暗記するだけの勉強法だったら、日常のシチュエーションの中で、自然に英語の言葉が出てこないため、会話に役立てることができません。
自分の英語能力を把握しておく
英語の教材には、まったくの初心者から取り組めるようになっているものから、ネイティブレベルの上級者用まで、幅広いものが存在しています。
また、日常英会話が目的なのか、ビジネス英会話が目的なのか、試験に合格したり、資格を取得するために必要なのかによって、勉強方法も大きく変わってきます。
思っている以上にできなかったり、できたりすることも少なくありませんので、背伸びをすることなく、まずはしっかりと自分の英語力を把握しておきましょう。
自分で能力を判断するのが難しい場合は、英会話スクールなどに無料体験などで話を聞きに行くと、今のレベルを判断してくれる場合もありますので、上手に利用していきましょう。
自分の能力にあっていなければ、どれだけ評判が良い教材でも、どれだけ優れた教材でも、英会話力をつけることはできません。
しっかりと続けられるカリキュラムを選ぶ
英会話の勉強は、最初はどんどん力がつくので面白いのですが、すぐに行き詰まって飽きてしまいます。
これは、語学全般の勉強にいえることですが、覚えることが多すぎるため、本当にこのまま勉強していて意味があるのかという不安が頭をよぎりますし、試験などで勉強の進捗度合いをはかることもできないため、自分にどれだけの英語力がついたのかを把握しにくいからだといわれています。
つまり、英語の勉強は効果を実感するまでにかかる期間が長いため、どんなに短くても3ヶ月、できれば半年や1年は、飽きることなく続けられるような工夫がなされたカリキュラムになっている英語教材を選ぶのが望ましいです。
どんなに優れた教材も、継続できなければ意味がありません。